V6の愛なんだ2018

24日に3時間枠で放映されていたものです。未成年の主張をめあてに見始めました

が、番組全体がおもしろく結局最後まで見入ってしまいました。v6のメンバーが全国

を回って、中高生と触れ合うのですがそれが、実にすがすがしく気持ちがいいものでし

た。お目当ての未成年の主張は、笑いあり涙ありの内容で期待以上でした。

 

この番組で、気が付いたことがあります。生徒たちの主張は屋上の特設ステージで繰り

広げられるわけですが、主張する子たちにちゃんと腰に安全用の腰ひもがつけられてい

たことです。安全対策として当然といえば当然なのかもしれませんが、配慮の行き届い

た側面が見られました。また、番組の行動力として驚いたことは、レディ・ガガに会い

たい生徒のために、イタリアまで行き、それを実現させてしまう下りです。いろいろな

マネージメントのやりとりがあったことは想像に難くないことです。生徒を紹介すると

ころで、この番組は若者の思いを支援するもので、と言っていましたがまさにそうでし

たね。余談ですが、レディ・ガガの対応もすばらしく、さすがプロと思わせてくれまし

たし、ファンになってしまいました。

 

最後に訪れた学校は、来春で閉校する熊本の高校でした。そこでの、未成年の主張は地

域を挙げてのものとなりました。主張の内容も、地域あっての学校、学校あっての地域

ということが強調され感動を誘いました。この学校に限らず、やはり学校というものは

地域の拠点であり、生徒を地域が育てると同時に生徒によって地域が育つという側面が

あるはずです。それが、如実に表れた場面だったと思います。最近のバラエティでは、

学生が登場する機会が増えてきています。中には、番組として面白くしようという演出

が見え見えで興ざめしてしまうものもあります。また、学生をいじり倒して笑いを取ろ

うとする番組もあるような気がします。そういった中で、この番組は良心的な番組つく

りがなされていたように思います。3時間、最後までさわやかさが持続した番組でし

た。