漢字検定2級
思うところがあって、漢字検定なるものに初めて挑戦しようと思います。
それもいきなり2級という、無謀というか、もの知らずというか。解説本によ
ると5級が小6までの学習内容、4級が常用漢字1300字、3級が常用漢字
1600字、準2級が常用漢字1940字、そして2級は、すべての常用漢字
となっています。
自分はこの8月で59歳になります。その自分の日本語(と言っていいでしょ
う)の理解度を漢字検定で測ってみたいと思うのです。実は根拠のない自信が
あるのです。本を読むことが好きで、書くことも嫌いじゃないので、多少は漢
字を知っているのではないか、というものです。そのミリ単位で高くなってい
る鼻っ柱をへし折られるか、それともセンチ単位で伸びてしまうか、興味があ
るところです。
私は、漢字を含め言葉をたくさん知っていても、適切に活用できなければ意味
がないと思っています。ですからクイズ番組で高得点を獲得するようなことが
目的ではなく、人とのコミュニケーションに生かされ社会生活に貢献できるよ
うでなければなりません。表現力活用のためのツールとしての豊富なボキャボ
ラリーだと思っています。
もう一つ、日本人として日本語の奥深さに触れたいと言うことがあります。奥
深さ、言葉を換えると美しさと言うことになりましょうか。たとえば、挨拶と
いう漢字ですが、解説によると、二文字の漢字はいずれも「せまる」という意
味があるのだそうです。挨拶は人にせまる、と考えるとこれまでの間接的なイ
メージを覆し、よりダイレクトなものとしてとらえられます。これこそ、対人
関係のヒントになりそうなエピソードです。
これから勉強をしていく中で、おもしろい発見があればお伝えしていきたいと
思います。