義母と娘のブルース
今回の話は、PTAの是非についてでした。
綾瀬はるか演じる元キャリアウーマンは、学校のPTAのシステムがよくわから
ず、保護者会で素朴な疑問を出し、PTA役員の保護者から反感を買われます。
それが、娘の交友関係にまで影響し、というお話でした。
結局、運動会での一切のPTAに関わる仕事を一人で引き受けてしまい、右往左
往する始末。
結局は、そんな姿を見て、保護者たちがボランティア精神を発揮することとなります。
今回は、PTAの意義ともいうべきことを書いていきたいと思います。
PTAは子供のために親と教師が協力する組織のことを言います。
しかし、その活動で学校に行く時間が多かったりと負担が大きいのも事実で
す。
仕事を休んで参加する人もいると聞きました。
本来、できることをできる範囲内でということが基本であったはずです。
しかし、PTAをなくそうとする論調が高まっていることも事実です。
PTA加入は、義務でも強制でもないから、年度初めにPTA加入の意思を問うべ
きだという意見もありました。
そんなことをすれば、みな入りたくないと意思表示をするに決まっています。
昔と違いコミュニティ意識が希薄になっており、自分がなにをやろうと勝手と
考える人が増えてきている状況の中、子どもの教育活動の中でのコミュニティ
は最低限必要なものなのではないでしょうか。
給食費滞納が問題となっています。
その中で未納がゼロの学校があります。
それは、給食費を銀行引き落としにするのではなく、PTA役員が毎月当番で学
校に集金に行くのです。
それが、マンパワーなのだと思います。
綾瀬はるかも最後には、PTAの必要性と意義を認めるようになり、役員たちと
和解しました。
いろいろ改善点はあるにせよ、PTAのこれからに期待したいものです。