乃木坂46のバイトルCM

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齋藤飛鳥が出ているバージョンを思い出してください。

誤って何かを落としてこわしてしまった主人公に強面の店員が近づき、怒られるかと思いきや「怪我してない?」と心配そうに声をかけられるCMです。この後の主人公の反応の仕方が興味深かったので、今回のテーマにしてみました。主人公は、可愛く首を横に振ります。つまり、怪我してません、と意思表示したのでしょう。言葉で言うとNoです。この返答の仕方が、日本人的ではなく、外国人的だと思ったのです。整理すると以下の通り。

<かつての日本人の場合>

(怪我をしてない場合)怪我してない?→はい。  怪我した?→いいえ。

(怪我をした場合)  怪我してない?→いいえ。 怪我した?→はい。

<外国人の場合>

(怪我をしてない場合)怪我してない?→いいえ。 怪我した?→いいえ。

(怪我をした場合)  怪我してない?→はい。  怪我した?→はい。

私が高校時代に習った文法では、Did you hurt~  も Did'nt you hurt~も怪我をしてない場合は、両方ともNoでした。

もし以上のことが間違いでないならば、日本語のリアクションの仕方も変わってきたことを意識しなければならないのだなあと思いました。言葉が時代とともに変容したり流行があったりすることは、当たり前のことですが、CMを見ていて、学んだことを書き留めてみました。